結露によるカビ
「クロス(壁紙)にカビがついている」「クロスがめくれてきている」などと全面張替えを請求されているというケースが多数存在します。
結露の要因は、主に建物の構造上の問題である事が多いと考えられます。
当事務所にいただいた相談の中で以下のようなものがありました。
「自分(相談者様)は凄くキレイ好きで、適当に換気も行っているし、頻繁に室内に洗濯を干したりもしていない、注意して生活しても押入れ内や壁にカビが発生してしまう、実家(一軒家)にいた時と生活の仕方を特に変えてはいないのに、アパートではカビがどうしてもでてくる」
賃貸人が建物の構造上の問題という認識が少しでもあれば良いですが、当方の感覚としては99%「賃借人が適切な換気を怠ったから全面張替え」と請求してきます。
参考判例
結露は、一般に建物の構造によって発生の基本的条件が与えられるので、特段の事情がない限り、損害賠償特約には結露による汚損は含まれない 名古屋地裁平成2年10月19日
頻繁に洗濯物を室内干ししたり、冬に換気をまったくせず暖房器具を連続使用して、結露を発生させ、それを放置した事によってカビが発生したような場合には、賃借人として負担義務が発生(クロス張替え)が発生するものと考えられます






