基本データ
- 居住地:福岡県
- 契約年数:2年10ヶ月
- 年代・性別:20代女性
- 敷金:171,000円(内、152,040円が未返還)
経緯
お客様ご自身で不動産業者に電話にて、返金額について納得がいかない旨を説明するも、担当者にはのらりくらりかわされてラチがあかなかったとのことで、当事務所に内容証明作成のご依頼がありました。
当事務所で解約清算明細書を確認したところ、各種ハウスクリーニング費用、クロス張替及び美装費用等、本来貸主が負担すべき費用項目が記載してあったので、その点を内容証明郵便にて指摘。
また、不動産業者から提示された契約書の内容が借主に一方的に負担を強いる特約内容であったため、国土交通省が定める原状回復をめぐるトラブルとガイドラインの規定に基づき、否定。(当該特約のような賃借人に不利な特約は、賃借人が契約締結時に不利な義務を負うことについて認識している必要があると解されており、当時依頼人には不利な義務を負うという認識は一切無かった点、当該特約の義務負担を負う意思も無い点を主張。)
その他、本来自然損耗にかかる経費は毎月の家賃に含まれているものであり、当該特約はその必要性と合理的な理由を欠いている点を指摘し、当該特約は借主に不当に義務を加重する特約であり、借地借家法及び消費者契約法に抵触し、無効の可能性を主張。
よって、解約清算明細書に記載されている各種ハウスクリーニング費用、クロス張替及び美装費用に関しては支払出来ない点を主張し、敷金171,000円から既に返金を受けていた18,960円を差引いた残金152,040円の返還を請求。
結果
内容証明郵便1通で、残金152,040円全額の返金を1週間以内に受けることに成功。
不動産業者は、内容証明受け取り直後に振込手続きを行ったようです。電話連絡等も特になく、全額返金を受けたことで決着しました。
お客様より一言
渡邉先生
お世話になりました。本日、記帳に行って敷金の残額152,040円の振込みを確認しました。
これまで何度電話でお願いしても駄目だったのに、文書で請求してこうもあっさり返金されるものだとは思いませんでした。
文書も、契約関係の書類のコピーと電話で少し話しただけなのに、私の伝えたいことはきちんと書いてくれていて、びっくりしました。
あきらめずに頑張って本当に良かったです。また、渡邉先生には本当にお世話になりました。次回はアドバイス頂いた通り、退去時にも十分な注意を払って、証拠を確保しておくようにしたいと思います。ありがとうございました。







